羅漢寺参拝経路

 参拝所要時間目安:1時間程度 

トイレはございませんので、参拝する際はご留意ください。
1 不動明王

右手に三毒(1.貪/むさぼり、2.瞋/怒り、3.痴/仏の教えに背く愚かな考え)の降魔の剣を持ち、敢えて忿怒の姿をして私たちの怒りを表してくださいます。
(2箇所におられますが、降魔の剣を携えておられるのは本堂近くの不動明王様のみ)
2 弥勒菩薩

釈迦牟尼仏に次いで仏になると約束された菩薩。釈尊入滅後、56億7千万年の後この世に下生して、釈尊の救いに洩れた衆生を悉く済度する未来仏です。即ち、弥勒菩薩が鎮座する地は聖地であることが証明されております。
3 地蔵菩薩

釈尊入滅後、弥勒菩薩出生するまでの間、無仏の世界に住し、善悪の業によっておもむき住む六つの迷界の六道(1.地獄、2.鬼畜、3.畜生、4.修羅、5.人間、6天)の衆生を教化・救済します。
3 十王

俗世での自分を見つめさせ裁く王。
山門に入る前に人生で「有難い」と感じたことを心に浮かべ合掌することで十王の裁きを受けます。
4 羅漢尊者

石橋を渡ると羅漢尊者が衆生を待っているという伝説通り、羅漢寺には石橋があり、その先に羅漢尊者がおられます。五百の羅漢尊者が鎮座する無漏崛は、山内でも際立った霊崛であります。
4 文殊菩薩

仏の智慧を象徴する菩薩で、普賢菩薩と共に釈迦如来の脇侍で獅子に乗り、向かって仏の左側におられます。諸菩薩の上首とされておられます。
4 普賢菩薩

仏の理法・修行の面を象徴する菩薩で、文殊菩薩と共に釈迦如来の脇侍で白象に乗り、仏に向かっての右を助ける側におられます。一切菩薩の上首として常に仏の教化・済度を助けると言われています。
4 四天王

四方を守る護法神。持国天(東方)、増長天(南方)、広目天(西方)、多聞天(北方)。無漏崛内が須弥山(仏教世界説で世界の中心)であることを意味しております。
4 竜王

仏法を守護するものであり、羅漢寺の滝に由来すると考えられます。
水は仏法の象徴であり、竜は古くから滝に住すと言われる所以であります。
5 釈迦如来

釈迦牟尼、仏教の開祖。生老病死の四苦を脱するために29歳で出家し、35歳で悟りを得て80歳で入滅された実在の方です。約2500年前に仏教を見出されました。4の無漏崛では拈華微笑の釈迦牟尼仏像として、5の本堂では本堂内ご本尊としておられます。無漏崛内の釈迦如来像は、実在された釈尊の十大弟子に囲まれ実際のインド霊鷲山での説法場面を描いております。
6 阿弥陀如来

西方にある極楽世界を主宰する仏。別名・無量寿如来と言われ、はかり知れない光に満ちた如来という意味です。南無阿弥陀仏の南無とはお任せしますという意味です。全てを包み込んでくださるような阿弥陀様の前で「お任せします」と合掌すると、温かい気持ちになります。
阿弥陀様が美しいと感じたら、あなたの心が美しい証拠です。
羅漢寺
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